遅延型アレルギーと分かってから、
私の毎日は少しだけ、人体実験みたいになりました。
これを食べたらどうなるんだろう。
今日は大丈夫だったけど、明日はどうだろう。
そんなことを考えながら、ひとつずつ確かめる日々です。
特に難しかったのが、小麦粉でした。
世の中の食べ物には、思っている以上に小麦が含まれています。
パンや麺類だけじゃなく、調味料やソース、
クリーム系の料理にも、当たり前のように使われている。
だから私は、いきなり全部をやめることはしませんでした。
まずは調味料から。
次に、クリームソースなどの料理を少量だけ。
そして、少しずつ量を増やして、体の様子を見る。
正直、かなり地味で、根気のいる作業です。
でも、これが今の私には一番現実的でした。
それでも、やっぱりはっきり反応が出るものもあります。
パンや麺類を食べた日は、ほぼ決まって、
食べてから10分後には頭痛が始まります。
その後に続くのが、白ニキビとの格闘。
「今日も来たか…」と思いながら、
鏡を見るのが憂うつになる日もありました。
お酒も同じでした。
まだ何も知らなかった頃、普通にビールを飲んだ日。
そのときの体の変化は、今思い返しても尋常じゃなかった。
頭が重く、体がだるく、
理由の分からない不調が一気に押し寄せる。
「あれは気のせいじゃなかったんだ」と、
あとから分かることばかりです。
こうして振り返ると、
うまく付き合う方法というのは、
特別なことをすることではない気がしています。
無理に我慢しすぎないこと。
一気に完璧を目指さないこと。
そして、自分の体の反応を、ちゃんと信じること。
今もまだ試行錯誤の途中です。
でも、分からないなりに、
少しずつ自分の輪郭が見えてきた気がしています。
この記録が、
同じように戸惑っている誰かの、
安心材料のひとつになったら嬉しいです。
次の記事では、やめたことで楽になったもの/意外と平気だったものを綴りたいと思います。
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